もうすぐ七五三の時期ですね。
七五三は、お子様の成長の一大イベントとなりますし、ご両親の服装も気を使いますよね。
父親の場合、スーツ着用の方が多いですが、母親の場合、お宮参りや、写真撮影時も、お着物をお召しになる方も多いと思います。
おしゃれなお母さんは、着物の時はアクセサリーはどうしたらいいのか?ピアスをつけてもいいのか?髪飾りは?など、和装の場合のアクセサリーマナーに悩まれる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、母親が着物を着る場合のアクセサリーの身に着け方やピアスはNGなの?髪飾りは?などの和装の時のアクセサリーのマナーを紹介したいと思います。
七五三の母親の着物にピアスを着けるのはNG?アクセサリーのマナーとは?
七五三の時に母親が着物を着る場合、そもそもピアスなど、アクセサリーはつけていいのかというところですが、細かくみていきたいと思います。
ピアスはNG?
今でも、着物にイヤリングとかピアスってダメなの?
結論から言うと、ピアスはNGです。
「着物にアクセサリーは着けない」のがマナーとなっています。
理由としては、
着物は日本の伝統的な物で、アクセサリーは西洋から入ってきた物です。
着物のアクセサリーとなると、髪にかんざしや櫛はしていましたが、その他の装飾品をつける文化がなかったというのが理由の様です。
基本的なマナーとしては着けないが正解ですが、古い慣習ばかりを持ち出していては、着物そのものが廃れてしまうので、TPOを考えて選べば、問題ないとしています。
合わせる場合はこんなピアス(イヤリング)を
- 小さなもの
- 主張がひかえめ
- 耳たぶにくっ付くようなタイプ
- 着物とバランスがとれている色
OK なピアス(イヤリング)
耳に数か所ピアスの穴をあけている場合は、ピアスは何個も付けずに、1つにしておきましょう。
ゆらゆらと揺れるようなものや大ぶりのタイプのものは、やめましょう。
着物におススメのピアス
パールのピアス(イヤリング)でしたら、大抵の着物に合いますのでおすすめです。
NGなピアス(イヤリング)
確かに!目立つピアスやイヤリングをつけると、着物本来の優美さが台無しになるね
指輪はOK?
指輪は、結婚指輪や婚約指輪など、基本的にいつもすることになっているものであったり、凹凸のない平たいものであればOKです。
装飾的なファッションリングはNGです。
これは、立派な立て爪のリングなどは、着物に引っ掛かりやすく、生地を傷めてしまう可能性があります。
あまり派手なものはさけましょう。
ネイルは?
指先も美しく見えますし、ベージュや薄いピンクであればOKです。
ネイルも派手な色は避けましょう。
ネックレスは?
ネックレスは、マナー以前に、見た目の問題として着物と合わないのでやめておきましょう。
着物にネックレスって、する場所ないですしね…
和装に相性の良いアクセサリーは髪飾りや帯留め(ブローチ)
控えめなアクセサリーであれば着物にも問題はないのですが、古来から着物にはかんざしなど髪飾りをつける習慣がありますので、相性の良い、かんざしなどで演出するとおしゃれにみえます。
色々な形のかんざしがあるので、仕上げたい雰囲気や、着物の色とヘアスタイルに合わせてつけていただくと、素敵に仕上がると思います。
帯留め(ブロー千)もピアス(イヤリング)とお揃いのものもありますので、さりげなく取り入れてみると華やかな印象に。
かんざし
精巧な職人技が光る芸術的な逸品も。
マドモアゼル・ユリアのかんざしコレクション。 https://t.co/stfiUr9I9b pic.twitter.com/q00iWrrWFB— VOGUE JAPAN (@voguejp) February 14, 2022
かんざしには、種類があるので意外と楽しめそうですね。
バチかんざし
大人っぽい印象に仕上がります。
平打かんざし
バチかんざしより主張しすぎないので七五三ママにもおススメです。
パールUピン
柔らかい印象に仕上げてくれます。何にでも合わせやすいので持っていると便利です。
コームタイプ
和装・洋装にもいけそうなコームタイプ。
帯留め(ブローチ)
略礼装のやや気軽な場面、七五三程度なら、帯留めをつけても大丈夫だと思います。
ダイヤモンドやパールなどの宝石類、蒔絵や象牙の細工物など、高級感のあるものをつけると華やかさが演出でき素敵です。
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まとめ
着物を着用する際は、アクセサリーは、シンプルに!「ちょっと足りない」と感じるくらいがちょうどよさそうです。
アクセサリーをつけるなら着物と相性がいい髪飾りを合わせるのがよさそうですね。
合わせるアクセサリーによって雰囲気もかわるので、着物の色や柄に合わせて演出してみてくださいね。
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